副鼻腔の病気

比較的多い病気

急性副鼻腔炎(きゅうせいふくびくうえん)

鼻かぜをひいた後で、色のついた鼻汁がいつまでも治らず、鼻汁がのどに下がって痰になること(後鼻漏、こうびろう、といいます)があるときは、急性副鼻腔炎になっていることが考えられます。鼻腔から細菌が副鼻腔に入って炎症を起こすことが原因です。上あごの虫歯から細菌が副鼻腔に入って、この状態になるなることもあります。頬や目の奥の痛み、頭痛、頭の重たい感じ、発熱などを伴うことがあります。耳鼻科を受診して、レントゲン写真撮影などで調べて、薬を出してもらったり、鼻処置や、吸入などの治療をしてもらいましょう。

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慢性副鼻腔炎(まんせいふくびくうえん)

「ちくのう症」とも、いわれることがあります。急性副鼻腔炎を繰り返したり、長引かせたりすると、炎症が慢性化することでがあります。副鼻腔と鼻腔の通り道がふさがれたり、粘膜の働きが悪くなっていつまでも副鼻腔に膿汁がたまったままになることでおこります。鼻汁がのどに下がる感じ(後鼻漏、こうびろう)がいつまでも続いたり、頭や目の奥が重たい感じが起こります。耳鼻科で薬を出してもらったり、吸入処置や鼻処置をしてもらいましょう。いつまでも治らないときは手術が必要な場合があります。

比較的まれな病気

副鼻腔のう胞

副鼻腔にのう胞(水のたまった袋)ができることがあります。副鼻腔炎(ちくのう症)の手術をして、数年から数十年たって、副鼻腔の奥の粘膜に炎症が残っていたときに、そこに粘液が少しずつたまって、のう胞になることがあります。まれに、手術をしたことのない方にものう胞ができることがあります。のう胞が大きくなると、頬や上あごの歯茎が腫れてきたり、目を圧迫してものが二重に見えたりすることがあります。このような状態が疑われるときは耳鼻科で検査を受けましょう。手術が必要になることがあります。

上顎骨(じょうがくこつ)・頬骨(きょうこつ)骨折

顔面を強くぶつけたり、ボールなどがぶつかった場合、上顎骨(上あごの骨)や頬骨(頬の出っ張りの骨)が折れることがあります。顔面打撲の後で、頬のしびれ感や変形がある場合は、耳鼻科で見てもらいましょう。骨折が疑われるときは大きな病院でCT(コンピュータ断層撮影)を撮ることが必要になります。

上顎癌(じょうがくがん)

頬の痛みや腫れ、片方の鼻からの鼻出血を繰り返す場合、まれに上顎癌のことがあります。総合病院の耳鼻科でCTを含めた検査をしてもらいましょう。一般的に、上顎癌には、手術、放射線治療、化学療法を組み合わせた治療がおこなわれます。

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