急性外耳道炎または急性耳介炎
外耳道や耳介を耳掃除などで傷つけた後に細菌が感染して、外耳道や耳介が腫れたり、痛くなったり、耳だれが出てくることがあります。症状がひどい場合は、炎症を抑える処置をしたり、投薬を受ける必要があります。
外耳道異物
耳の穴におもちゃのビーズや、マッチ棒の先が入ったり、夜、虫が飛び込んできたりすることがあります。取れない場合や、出てこない場合は、無理をせずに耳鼻科の先生の取ってもらいましょう。
外耳道または耳介湿疹
皮膚のアレルギーなどで、外耳道または耳介に湿疹が起こることがあります。耳のかゆみ、耳だれがでたり、赤くなったり、かさぶたができます。ひどい場合は、耳鼻科(または皮膚科)でみてもらいましょう。
耳せつ
急性外耳道炎または急性耳介炎のひどくなったもので、毛穴や分泌腺に細菌が入って膿がたまって腫れた状態です。特にひどい場合は、耳鼻咽喉科で針をさしたり切開して膿を出す必要があります。
外耳道損傷
外耳道を耳かきでこすっているときに、子供がぶつかったり、肘を壁にぶつけたりして外耳道を傷つけることがあります。痛みや出血がある場合は耳鼻科で診察を受けてください。
外耳道または耳介湿疹
外耳道の皮膚に真菌(カビ)が生えることがあります。外耳道湿疹でいつも湿っている場合や、足の水虫を触った指で耳をいじるときになることが多いです。耳鼻科または皮膚科でみてもらいましょう。
比較的まれな病気
先天性耳ろう孔
先天的に、耳介の周りに小さい(直径1〜2mm)の穴があいていることがあります。場所は外耳道の前方1〜2cmが多いです。約40人に一人見られます。穴が開いているだけで無症状のときはそのままにしておいても、問題はありません。まれに、穴に細菌が入って繰り返し腫れることがあり、困るようなら耳鼻科で手術してとってもらいましょう。
耳介凍傷
耳介に凍傷ができることがあります。ひどい時は、耳鼻科や皮膚科などにかかってください。
耳介血腫または耳介水腫
耳介の軟骨膜(軟骨を覆っている膜)を傷つけると、軟骨と軟骨膜の間に血液や浸出液がたまって、繰り返し腫れることがあります。腫れてすぐのときは注射器で吸引するだけでおさまることが多いですが、時間がたった場合は、吸引してもすぐたまって繰り返し、やっかいなことがあります。早めに耳鼻科でみてもらいましょう。
耳介帯状疱疹(じかいたいじょうほうしん)
子供のころに「みずぼうそう」をした事のある人は、神経の奥に「水痘帯状疱疹ウイルス」が隠れ潜んでいて、体調の悪くなったときに体のどこかの皮膚に帯状疱疹が出ることがあります。これが、耳介にできたものです。最初は発赤、その後水ぶくれができて、破れて、かさぶたになって治っていきます。早めに治療しないと、「ピリピリ、チクチク」する痛みがいつまでも残ったり、まれに顔面神経麻痺になることがあります。
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