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メニエール病

メニエール病とは

めまいの病名としてメニエール病はよく知られているため、めまい=(イコール)メニエール病と考える方が多いです。ただし、めまいには様々な種類や原因があり、必ずしもメニエール病ではないことが多くあります。耳が関係するめまいのうち、メニエール病は約20%程度であると言われています。
メニエール病は、主に耳鳴り、難聴、耳のこもり感などの耳の症状と、回転性のめまいが起こります。

メニエール病

メニエール病の原因と症状

原因

耳の鼓膜の奥の骨に囲まれた部分に内耳という器官があります。内耳には体のバランスをとる前庭(三半規管など)と、
音を聞き取る蝸牛(かたつむりの形をした管)という器官があり、それぞれ内部には液体(リンパ液)が入っています。
この液の量が多くなって水膨れになり、めまいや、難聴、耳鳴り、耳のふさがった感じなどを起す状態が
メニエール病の原因といわれています。

メニエール病の原因

症状

耳鳴り、耳閉感、難聴を感じた後で(数日から数時間後で)、突然回転性のぐるぐるするようなめまいが生じます。
めまいがひどいと吐き気や嘔吐を伴います。回転性の激しいめまいは通常、半日程度で収まりますが、
フワフワするめまいがその後数日残ることがあります。耳鳴り、耳閉感、難聴はその後ほとんどの場合は消失します。

過労、睡眠不足、ストレスなどが誘因となることが多いといわれています。
メニエール病の特徴は症状を繰り返すことで、これらの誘因がある時などにまた同じ様なめまいが起きることがあります。
数日から数週間おき、時には数年経ってから症状が出ることがあります。

メニエール病の検査と治療

検査

回転性めまいがしている時に目の動きを調べる眼振検査を行うと、実際に眼球が小刻みに動く様子が観察されます。
これを目の動きを拡大する特殊なレンズと赤外線CCDカメラで調べます。
また、聴力検査をすると低音部の聞えが悪くなっていることが多いです。メニエール病の症状を改善する薬を内服すると、
聞こえもよくなることがあり、投薬後に再度聴力検査をする場合があります。
まれに、メニエール病と良く似た症状で、他の病気(突発性難聴や脳の病気など)のことがあります。

治療

めまいの症状があるときは、まずは安静にすることが重要です。抗めまい剤や吐き気止めなどの内服が主な治療です。
めまいがやや治まったら、イソバイドという内耳の水膨れをとるシロップの薬や、抗めまい剤、ビタミン剤、
循環改善剤などを処方します。

メニエール病の予防・注意点

発症後しばらく(1~3か月)は薬を飲み続けることをおすすめしています。
また、メニエール病は繰り返しめまいが起こることが特徴ですので、その引き金となる過労、睡眠不足、
ストレスを避けるよう努めましょう。めまいの前兆として耳鳴りが数日または数時間前に起ることがあり、
耳鳴りが起こったら特に安静にすることが大事です。

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